第4回ゆくはし国際公募彫刻展

YUKUHASHI BIENNALE 2023

公共空間に設置するにふさわしい知識・知性を具現化した歴史上の⼈物

Message

市長からのメッセージ

良い彫刻は見る人を深く考えさせ、その場所に落ちつきを与える。 これまでの3回にわたる公募展で選出された大賞作品によってわが町・行橋にはこれまで無かった新たな雰囲気ができた。  

新しい図書館に設置されたヒポクラテス像は弥勒半跏思惟のポーズをとり東西文明の融和を表現している。古今東西にわたる知の交差点としての新図書館の未来を指し示しているようだし、歴史資料館前に立つ卑弥呼像は、この町がかつて邪馬台国の一部であったと言われる歴史を踏まえ、あたかも卑弥呼がこの地に立っていたかのような、古代に夢をつないでくれる。また、行橋駅コンコースには、大志を抱いて上京しようとする若き日の末松謙澄像がしっかりと屹立し、見る人々に未来への希望を与えてくれる。アートの力恐るべしだ。    

立体造形の領域が急速に広がり、世界的に具象彫刻が元気を失いつつある今日、あえて「具象彫刻に限る」との旗印を掲げた。時代遅れなのだろうか?いや、そうではあるまい。ギリシア・ローマ以来の伝統に立つ人体表現を再評価し、その可能性を追求するためにあえて具象彫刻に限定したのだ。具象彫刻の領域も広がっている。肖像彫刻にとどまらず、テーマに選んだ歴史上の人物の内面を感じさせる具象表現が欲しい。これまでにない「具象彫刻」の定義を変えるような挑戦的な作品も歓迎する。    

第4回目の今回、どのような歴史上の人物が、どのような形で表現されるのか、待ち遠しくてならない。

Judging Committee

審査員

後小路 雅弘

後小路 雅弘

美術史家・北九州市立美術館館長

峯田 敏郎

峯田 敏郎

彫刻家・上越教育大学名誉教授
【作品紹介】

鈴木 重好

鈴木 重好

エディター・元講談社インターナショナル(株)美術編集者

棚田 康司

撮影:松蔭浩之©︎TANADA Koji, Courtesy of Mizuma Art Gallery

田中 純

田中 純

行橋市長

奥村 信之

奥村 信之

特別審査員・第1回ゆくはし公募彫刻展 大賞受賞者

“彫刻にふれあえる”まちづくりを目指します。

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トピックス

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