ゆくはしビエンナーレ

アートフォーラム2019

ゆくはし国際公募彫刻展―ゆくはしビエンナーレ―では、芸術や「アートによるまちづくり」に関わる方々をお招きし、講演やディスカッションを行うアートフォーラムを行ってきました。
今年は作家で国文学者の林望氏をお招きし、行橋市で生まれ育ち国際社会で活躍した末松謙澄の文化的な業績に光を当てるフォーラムと、スペイン・バルセロナのまちのシンボルである世界文化遺産サグラダ・ファミリアの芸術工房監督を務める外尾悦郎氏による講演会を行います。

Art Forum2019 Vol.1

林 望氏 基調講演

ゆくはしビエンナーレでは、歴史上の人物をテーマに彫刻作品の公募を行ってきました。第3回目となる今回は、行橋市出身で2020年に没後100年を迎える末松謙澄明治(1855-1920)をテーマに作品を募集します。明治、大正時代に伊藤博文内閣の大臣や枢密顧問官として活躍した謙澄ですが、実は『源氏物語』の初の英訳や、日本文化を紹介する著作を英語で出版するなど、波乱の国際情勢の中で文化の力を信じて発信した文化人でもありました。
作家・国文学者の林望氏の講演を基調に、芸術や、謙澄を育んだ行橋の文化風土など様々な視点からディスカッションし、新たな謙澄の姿に迫ります。

【基調講演】
「独りで日本を背負って立った男ー末松謙澄」
 林望氏(作家・国文学者)

【パネルディスカッション 】
パネラー
林 望(作家・国文学者)
城戸淳一(「文化人 末松謙澄を考える会」会員/行橋市文化財調査員)
小正路 淑泰(「文化人 末松謙澄を考える会」会員/育徳館中高等学校 校長)
コーディネーター
田中修二(大分大学教授)

日 時:11月9日(土) 14:00~16:30 [13:00開場] 会 場:行橋商工会議所 3階大研修室 参加費:1,000円 ※高校生以下無料 定 員:150名(要申込・先着順) 申込期間:10月1日(火)~10月31日(木) ※先着順のため、定員に達し次第締め切りさせていただきますのでご了承ください。 こちらの講演は終了しました。
林 望

林 望(はやし のぞむ)

1949年生まれ。作家・国文学者。慶應義塾大学大学院博士課程満期退学(国文学専攻)。東横学園短大助教授、ケンブリッジ大学客員教授、東京藝術大学助教授等を歴任。専門は日本書誌学・国文学。 1984年から87年にかけて、日本古典籍の調査研究のためイギリスに滞在、その時の経験を綴ったエッセイ『イギリスはおいしい』(平凡社・文春文庫)で91年日本エッセイスト・クラブ賞を受賞し、作家デビュー。本書を含むイギリス三部作がベストセラーとなった。 学術論文、エッセイ、小説の他、歌曲の詩作、能作・能評論、自動車、古典文学等著書多数。バリトン歌手としても活躍。1992年国際交流奨励賞、1993年講談社エッセイ賞を受賞。『謹訳源氏物語』全十巻(祥伝社)で2013年毎日出版文化賞特別賞受賞。

Art Forum2019 Vol.2

外尾 悦郎氏 講演会

建築家アントニ・ガウディ(1852‐1926)が生涯をかけたサグラダ・ファミリア―
その建築は世界中の人々を魅了する文化遺産であり、バルセロナの象徴的な存在です。
ガウディの遺志を継ぎ、「生誕の門」や「地下礼拝堂」などの重要な彫刻を手がけた外尾悦郎氏に、バルセロナという都市におけるサグラダ・ファミリアや、彫刻の役割についてお話しいただきます。

【講演会】
「サグラダ・ファミリアにおける彫刻の役割」
 講師 外尾 悦郎(サグラダ・ファミリア芸術工房監督)

日 時:12月10日(火) 18:00~19:30 [17:00開場] 会 場:行橋商工会議所 3階大研修室 参加費:1,000円 ※高校生以下無料 定 員:150名(要申込・先着順) 申込期間:10月1日(火)~11月29日(金) ※先着順のため、定員に達し次第締め切りさせていただきますのでご了承ください。
こちらの講演は終了しました。
外尾悦郎

外尾悦郎(そとお えつろう)

1953年生まれ。サグラダ・ファミリア聖堂にて芸術工房監督。福岡県立福岡高等学校、京都市立芸術大学美術学部彫刻科を卒業。 1978年バルセロナに渡る。彫刻家として認められ、アントニ・ガウディの建築、サグラダ・ファミリアの彫刻に携わる。2005年アントニ・ガウディの作品群として外尾悦郎の作品を含む「生誕の門」と「地下礼拝堂」がユネスコの世界遺産に登録される。 リヤドロ・アートスピリッツ賞、2002年福岡県文化賞受賞。2008年度外務大臣表彰受賞。2011年国際カトリック文化金メダル受賞。2012年ミケランジェロ賞受賞。2014年ヨーロッパ建設金十字勲章受賞。ガウディ・グレソール賞受賞。サン・ジョルディ・カタルーニャ芸術院会員。