第3 回ゆくはし国際公募彫刻展

ゆくはしビエンナーレ2021

 行橋市は福岡県の東部、瀬戸内海に面した人口約7 万3 千人のまちです。古くから九州と大陸や都を結ぶ要衝として栄え、豊かな文化が育まれました。
 「ゆくはしビエンナーレ」は、ここ行橋から世界に向けて歴史上の人物をかたどった彫刻作品を公募・設置する「国際公募彫刻展」です。身近な施設に彫刻作品を置くことで、世界の歴史に思いを馳せ、心豊かに暮らせる文化創造都市を目指して、2017年より開催してきました。
この彫刻展の最大の特徴は、具象彫刻のみを応募条件としていることです。彫刻という表現分野の範囲が大きく広がっている今日において、改めて“人間像”という先史時代までさかのぼる長い歴史をもつ表現形式に注目し、具象彫刻の価値とその可能性を探求する試みです。

 これまでの第1~2 回ではテーマを「公共施設に設置するにふさわしい知識・知性を具現化した歴史上の人物」とし、特定の人物を指定することはしていませんでしたが、第3 回目となる今回は初めて、ひとりの人物をテーマとした作品を募集します。

 その人物とは、2020 年に没後100年を迎える、行橋で生まれ育ち、国際社会で日本文化を発信した末松謙澄(1855-1920)です。
 末松謙澄は伊藤博文内閣の内務大臣として政治分野における活躍が知られますが、明治維新を記録した重要な歴史書『防長回天史』の執筆をはじめ、『源氏物語』の初の英訳、ウィリアム・ アンダーソンが著した日本美術史の書 The Pictorial Arts of Japan の和訳など、文化面でも幅広い業績を残しました。政治だけでなく、芸術・文化の分野においても、日本が国際社会の中で近代国家としての立場を確立するための礎を築いた人物です。
 そのような多才で国際的な視野を持った末松謙澄は、今日の知名度こそ高くありませんが、その業績は大きく、いわば明治時代の「インフルエンサー」ともいえる存在でした。
今回の「ゆくはしビエンナーレ」では、そのような末松謙澄という人物を、新たな視点と豊かな創造性をもって造形化する作品を募集します。

末松謙澄
Application Requirements

募集要項

【 賞 】

大 賞 1 点 / 賞金 1000 万円
・ 該当者なしとする場合があります。
・ブロンズ制作費および作品搬入費込みとします。
・完成作品、マケットおよび頭部像の所有権は市に帰属します。

市民賞 1 点 / 賞金 20 万円
・入賞作品の中から市民投票で決定します。
・マケットおよび頭部像の所有権は市に帰属します。

入 賞  5 点以内 / 賞金 10 万円
・第1次審査通過者とします。

子ども大賞 1 点 / トロフィー
・入賞作品の中から行橋市内の小中学生の投票によって決定します。
・マケットおよび頭部像の所有権は市に帰属します。

【テーマ】

公共施設に設置するにふさわしい知識・知性を具現化した歴史上の人物

明治のインフルエンサー 末松謙澄

【設置場所】

JR行橋駅 駅前広場(予定)

【受付期間】

2019年12月1日~2020年3月31日

【応募資格】

○年齢、国籍は問いません。
※大賞受賞者は授賞式(2021年3月を予定)に出席ができることを条件とします。
○個人またはグループで応募してください。応募作品は1人1点、または 1グループ1点とします。
○未発表のものに限ります。

【応募条件】

○具象彫刻とします。
○完成時の素材はブロンズとします。
○完成サイズは等身大とします。
○台座のサイズ等については大賞決定後協議します。

【応募方法】

○応募申込書(フォーム)に必要事項を記入のうえ、下記の条件を満たしたマケットおよび頭部像の写真データまたは映像をお送りください。
・マケットのサイズは、立像の場合50cm程度とします。座像等の場合は、立像を基準として制作してください。
・頭部像のサイズは、実寸大(完成品と同サイズ)とします。

①写真の場合
マケットおよび頭部像それぞれを10枚、すべての角度から撮影した写真データをCD-RまたはDVD-Rで送付してください。ファイル形式はJPEGとし、ファイルサイズは7MBまで対応します。500万画素[300dp(幅105mm×高148mm) を推奨。
②映像の場合
マケットおよび頭部像それぞれをそれぞれ1分間、すべての角度から撮影した映像をCD-RまたはDVD-Rで送付してください。また、正面・両側面の写真(紙、データは問いません)を3枚添付して
ください。ファイル形式はwmv、mpegps、avi、mpeg4、mov、flvのいずれかとします。

○応募料の振込が証明できるもののコピーを1部添付願います。
○作品を説明できる資料(プランドローイング、CG、スケッチ等)の添付も可能です。
○添付された記憶媒体、写真データおよび映像、説明資料等は、返却しません。

【応募料】

○応募申込発送場所により異なります。
・日本国内の場合 5,000 円
・海外の場合 無料
※一度納入された応募料は返還いたしません。
※振り込み手数料は応募者の負担となります。

[振込先]

▪️金融機関名 福岡銀行 行橋支店(銀行コード 0177 支店番号451)
▪️口座番号 普通 2600508
▪️口座名義 ゆくはし国際公募彫刻展実行委員会

【選考方法】

第1次審査・・・応募書類と、写真または映像 (2020年5月)
・マケットおよび頭部像の写真または映像から 5 点以内の作品を選出し、入賞作品とします。
・審査結果はホームページ上で公開します。

第2次審査・・・マケットおよび頭部像 (2020年7月)
・マケットおよび頭部像により、大賞を決定します。
・素材はそれぞれ樹脂または石膏など審査に耐えられるものとします。
・市民投票を行い「市民賞」を決定します。
・市内の小中学生による投票を行い「子ども大賞」を決定します。
・審査結果は入賞者全員に通知し受賞者はホームページ上で公開します。

大賞授賞式は2021年3月を予定しています。(作品の納期は2021年2月とします)

【搬入等について】

○入賞者の搬入および搬出に係わる経費(梱包含む)は出品者の負担とします。
○作品の搬入後から搬出までの間、管理には充分配慮しますが、作品の素材または構造上の原因による破損、天災等の不可抗力による損害について、主催者は一切責任を負いません。主催者の責による破損等が発生した場合は誠意をもって対応します。ただし補償額は10万円までとします。

【審査員】

○後小路 雅弘氏(九州大学大学院教授)
○峯田 敏郎氏 (彫刻家、上越教育大学名誉教授)
○鈴木 重好氏 (エディター、元講談社インターナショナル(株)美術編集者)
○棚田 康司氏 (彫刻家)
○田中 純氏 (行橋市長)

【特別審査員】

奥村 信之氏(第 1 回ゆくはし公募彫刻展 大賞受賞者)

【その他】

○移動等に耐えることのできない作品、他の作品を破損・汚損する恐れのある作品は出品できません。
○入賞者で、海外から搬入された作品は原則返却しません。入賞作品のうち、国内での返却につきましては2021年4月以降となります。
○応募作品については市民向け展示会等での展示、図録および広報・宣伝のための出版物、ホームページ等への掲載および複写を許諾するものとします。
○応募作品の著作権等に係わる問題が発生した場合は、すべて応募者の責任となります。
○盗作・模写・自作でない作品、あるいは発表済みの作品とみなされた場合、結果発表後であっても審査結果・入賞を取り消します。

【お問い合わせ】

ゆくはし国際公募彫刻展実行委員会事務局
住所 〒824-0005 福岡県行橋市中央 1-9-2
お問い合わせはメールでお願いします。

「ゆくはしビエンナーレ」では、末松謙澄という人物を、新たな視点と豊かな創造性をもって造形化する作品を募集します。